薄毛というのは人によりますが、40代から始まる場合があり、そのまま薄毛が進行してしまうと実年齢よりも老けて見られるなど、デメリットが多々あります。
年齢のせい、と原因を年齢だけに絞ってしかたないと考え、そのまま放置するのはお勧めしません。薄毛の原因はいくつかあって、それを改善することで薄毛の進行を抑え、若々しい髪を取り戻すことも可能です。
今回は、40代の薄毛の改善方法、そして原因をご紹介します。自分に当てはまっているものが無いか、一度確認してみましょう。
生活習慣を改善しよう!
40代になると、生活習慣の影響を受けやすくなるため、薄毛の症状が出てくる人が多くなります。薄毛を改善したいならば生活習慣を改善しましょう。食生活と睡眠が主に重要となります。
食生活は、たんぱく質を多くとるように心がけましょう。タンパク質は、肉や魚、卵、豆腐や納豆からとることができ、プロテインを飲むことでも摂取できるため、いろんな方法で補うことができます。
タンパク質は、髪の主成分であり、これが不足してしまうと薄毛が進行してしまいます。それに加え、たんぱく質を作るためのビタミンや亜鉛も必要なので、これらも積極的に摂るようにしましょう。
逆に、糖分や塩分、脂肪分の多い食品であるチョコレートやケーキ、スナック菓子などは控えましょう。これらの食品は皮脂が過剰に分泌されたり、頭皮の血流を悪化させたりしてしまいます。
頭皮の皮脂が過剰に分泌されると毛穴詰まりが起こってしまいます。毛穴が詰まることにより、頭皮から毛根に行き渡るはずの栄養分がしっかり行き渡らなくなってしまうため、薄毛の原因になってしまいます。
頭皮の血流が悪くなるのも同じような理由で、栄養分が毛根にしっかりと与えられなくなります。
食品添加物の多く含まれている冷凍食品も薄毛の原因につながります。食品添加物の多くは胃や腸で吸収されづらく、残りかすとして残ってしまいがちです。栄養分はお腹の中から吸収されて全身に行き渡りますが、その残りかすが邪魔をするせいで吸収が悪くなり薄毛の原因になってしまいます。
そして、睡眠と薄毛は成長ホルモンと関係があります。成長ホルモンが分泌されることにより髪は成長するのですが、それは睡眠中に良く分泌されるため睡眠が重要になってくるのです。質の高い睡眠を長時間行えば、日に日に薄毛は改善されるでしょう。
具体的には、夜10時から2時の間にはぐっすり眠れている状態になるのが理想です。ただ、仕事などで10時に睡眠するのは難しいと思います。なので、せめて12時には就寝するようにしましょう。
質の高い睡眠はそれに加えて、寝る前にスマホのブルーライトを浴びないという事が必要になります。スマホのブルーライトは、太陽光にも含まれており、浴びることで交感神経が優位になり、心身ともに覚醒してしまいます。なので、最低でも1時間前には液晶を見るのをやめておきましょう。
どうしても液晶を見ないといけないという場合は、パソコンやスマホの機能を使ってブルーライト自体を少なくしたり、ブルーライトをカットする眼鏡を買ったりして工夫しましょう。
正しいシャンプートリートメントをする
頭皮に直接作用するシャンプー、トリートメントの方法も間違っていると頭皮環境が悪化し、薄毛が進行してしまいます。
シャンプーの使い方ですが、薄毛が進行してしまうよくある間違いとして泡立てずに頭皮に付けてしまうということがあります。そのような方法は頭皮に対して負担がかかってしまいます。
シャンプーの原液は少し刺激が強く、頭皮に直接つけることで悪影響を及ぼすため、必ず手で泡立ててから頭に付けるようにしましょう。もし泡立ちにくいと感じたら、それはシャンプー前のすすぎが足りてないため、長めにすすぎをするようにしてください。
トリートメントも、基本的には頭皮に付けないようにしましょう。頭皮ケア用のトリートメントは付けても大丈夫ですが、それ以外のトリートメントには髪のごわつきを防ぐ「ベヘントリモニウムクロリド」という成分が含まれています。
この成分は、頭皮に対して刺激性が強いため、毎日頭皮に付けていると頭皮環境が悪化し、薄毛の原因になってしまうことがあります。正しい方法でトリートメントをしましょう。
毎日のケアで薄毛を改善!
薄毛を今すぐに改善したいと思っても、すぐに髪を生やすというのはとても難しいことです。徐々に、毎日の生活習慣などの気配りで薄毛を改善していきましょう。
どうしても今すぐに薄毛をなくしたいという方は、薄毛を目立たなくしてくれるアイテムや髪形もあるので、そちらも試してみてください。