皆さんは、毎晩お風呂上りにドライヤーをしていますか。仕事から帰ってくるのが遅くなり、近隣の人が寝るときにドライヤーをかけるとなると、気になるのはやはり音ですよね。ドライヤーの音はうるさいと考える人も少なくはありません。
そこでほしくなってくるのが静音ドライヤーと呼ばれる、普通よりもいくつか音の小さいドライヤーですが、いったいどれを選べばよいのでしょうか。風量も気になるところですよね。
今回は、ドライヤーのおすすめの中で静かなものを皆さんにご紹介します。
静音ドライヤーはどう選ぶ?
一般的に、ドライヤーの音の大きさは100デシベルほどです。この音は、地下鉄の車内と同じくらいの大きさになります。私は地下鉄を利用したことが無いのでいまいちピンとこないのですが、利用したことがある人ならばイメージしやすいのではないでしょうか。
ちなみに、掃除機や洗濯機は70デシベル前後なので、それ以上に大きいと考えるとかなりうるさいという事がわかります。静音ドライヤーを選ぶ際は、70デシベル付近ならば静音といっても良いので、そのような商品を選びましょう。
ただ、静音ばかり重視していると今度は風量が少なくなってしまい、時間がかかってしまいます。時間がかかるのも嫌だけど静音も重視したい、という人は、ドライヤーの前のタオルドライで、どれだけ水分を拭きとれるかが重要になります。正しいタオルドライを心がけましょう。
ダイソン スーパーソニック
風量が多いと音も大きくなると書きましたが、ダイソンのスーパーソニックは例外中の例外といっても過言ではないでしょう。ダイソンのドライヤーは風量が2.4立方メートルもあります。風量の多いドライヤーの基準は1.5立方メートルなのですが、その約1.5倍となると相当の風量といえます。それだとかなりうるさいのではないか、と思うかもしれませんが、
音の大きさは約80デシベルと、普通のドライヤーよりも少し小さいくらいに落ち着いています。それだけでなく、音質が普通のドライヤーとかなり違いがあるため、80デシベルでももう少し小さいくらいの音に感じます。
そして、ダイソンのスーパーソニックの機能として、「インテリジェントヒートコントロール」という機能があります。これは、過度な熱によるダメージを防いでくれる機能です。熱に頼らず、風量で乾かすため、結果的に短時間でドライヤーを済ますことができますし、ダメージも少なくすることができます。
テスコム ナチュラム
テスコムのナチュラムというヘアドライヤーは、ドライヤーの中でもトップクラスの静音さを誇ります。その音の大きさは何と65デシベル、日常で言うと普通の会話程度になります。マイナスイオンも搭載されているので、髪の水分を保ちながら乾かすことができます。
ただ、65デシベルとなると静音にかなりステータスを振っているので、風量は1.2立方メートルと、大風量とはいいがたくなっています。何よりも静音を優先したいという方にはお勧めです。ロングヘアーの方が使ってしまうとなかなか乾かない可能性があるので、タオルドライをきちんとするように心がけましょう。
日立 ヘアクリエプラス
こちらのドライヤーは、静音と風量が非常にバランスの取れている商品です。音の大きさは約70デシベルと、静音の中でも平均的な大きさとなっています。風量は1.9立方メートルと、大風量の基準を大きく上回った商品です。かなりバランスの取れている商品といってよいでしょう。
また、イオンはマイナスイオンではなく、ナノイオンを使用しています。名のイオンはその名の通りなのサイズの小ささで、ドライヤーをするときに髪の内部までイオンが浸透してくれます。マイナスイオンの何倍もの水分を保つことができるため、髪の保湿を重視している人にもおすすめの商品です。
静音ドライヤーは70デシベル付近がおすすめ!
ドライヤーを選ぶ際、静音も大事ですが、第一には風量を見るようにしましょう。静音を一番に見て50デシベルなどの商品を選んでしまうと風量があまりにも少なすぎて時間がかかりすぎる可能性があります。
50デシベルで2.0立方メートルの大風量などという性能の良すぎるドライヤーはいくら探しても見つからないので、静音性を重視するなら最低でも70デシベルを基準にするようにしましょう。